たまには違うことをしようと思って、書評的な事をしようと思います。
今回の本は堀江貴文の「多動力」
一言でいうとサラリーマンのやる気をアップさせてくれるモチベ本でした。
そして、誰にでもできるシンプルなメソッドが詰まっていたのでご紹介しますね。
この本を3行で要約する
- 自分の得意分野を増やそう(最低3つ)、選択基準は面白いかどうか
- 準備で足踏みをしたり完璧を目指すより、まずはやってみよう
- 大事なものは『教養』、気になったらとことん調べつくせ。
僕が「多動力」を読んで大事だなと思ったことを抜粋してみました。
正直他にも大事なことがたくさんありますが、気になったらぜひ読んでみてください。
僕もkindle unlimitedでタダで読めたから読んだようなものだし。
読んでみたいと思ってもらえるような呼び水的な記事にできればと思います。
自分の中にスペシャリストを3人作る。
①の得意分野を最低3つは増やそう。という内容ですね。
今の現代社会、特に大企業とかはそうだと思うんですが、分業化が進む中で如何に業務を標準化し属人化をなくすかが重要視されています。
僕が働いている会社もまさにそうです。
入った部署の業務以外はしない、この人にしかできない仕事というものを作らない。
こんな感じで誰にでもできるような業務をマニュアル化することが一番っていう風潮です。
つまり、スペシャリストをつくるというよりも、ゼネラリストの端くれを大量生産するような感じです。
5年間1つの仕事を集中してやれば、その分野に長けた人材になれる。
本書にもあるように、5年間やれば皆誰でも同じような人材になれる。
マニュアル化された誰にでもできるような仕事をずっとやっていると、どこにでもいるような人になってしまう。
でも得意な分野が3つ、かつそれらが離れた分野になると相乗効果が生まれて100人に1人の人材から10000人に1人の人材になれるということです。
それをシステマチックに体現しようとしたのがジョブローテーションだと思ってます。
いわゆる部署異動ですよね。
うちの会社でもそうですが、部署異動が積極的に推奨されています。というか飛ばされます。
色んな事を経験させて人材育成をしたいという、上から目線の現場無視な考え方です(笑)
これが上手くいかない理由は本人が楽しいと思えないからだと思います。
どんなことでも楽しいから続けられる。本人の意志関係なく強制的にスキルを身につけろと言われても、嫌ですよね。
ゲームの操作方法はすぐ覚えられるけど、授業のテストで出る歴史の年表は覚えにくいと思います(歴史が好きな人はすぐ覚えられるけど)。
まずは自分の好きな分野を伸ばす、それを増やして10000人に1人の人材になろう。
それができるなら苦労はしない。
やりたいと思ったらやってみる
「これをやってみたいんだけど、まだ準備ができていないから今度にしよう」
こんなことよくありませんか?
もしくは、完璧を目指しすぎてしまって、いつまでも1つのことが終わらない。
まさに僕です。
今会社の中で企画を立ててるんですが、目先の業務が忙しくてできない。
だから先延ばしにしてしまった企画が早6ヶ月。
いい加減に動かそうと思います。
なんでこんなことが起きるか。
失敗したら恥ずかしい、怖いから。
恥を捨ててバカになってやってみろと書いてありますが、そんな簡単に恥じらい捨てられるかドアホって思ってしまうのは僕だけですか。
5年間かけて1回の企画をやるよりも5年間トライ&エラーを繰り返したほうがクオリティが高くなるってありますが、サラリーマンはそうは行きませんよぉ!
まずはコスト。お金がかかってくると予算の稟議を回さないといけないし、失敗したら会社の箔に傷がつく。そんなこと言われるとなかなかできないよね!
まずはお金がかからないことからやってみよう
僕は会社ではお金のかからない企画に関しては、まずはやってみるという方針に変えました。
そして、プライベートではMacbookProの購入や、ブログの開始、今回の書評記事もそうですが、誰にも損害がないことならとりあえずやってみる感じで動いてます。
皆さんも是非新しいこと、やってみましょう。
生涯勉強 学生時代を思い出せ
サラリーマンの皆さん、電車やバスで何してますか?
FGOですか?漫画ですか?
僕はツイッターです。
1番目の得意分野を増やすにあたって最も重要なのが知識・教養です。
あることにめっちゃ詳しくなったら、自信も生まれるし色々な物事をその視点を切り口に考えることができます。
例えばIT関連の知識が全くない人にとってはwindowsPCもMacBookもパソコンにしか見えないと思いますが、知ってる人にはとってはそれぞれ機能や使用シーンとかが頭の中でイメージすることができますよね。
知ってるだけで、世界が広く見えるとよく言いますが、とても大事だと思います。
学生は電車やバスで単語帳を開いて一生懸命勉強しています。
一方社会人はスマホでゲーム。。。
学生に負けないように勉強して、気になることがあったらその本質まで理解しようとのこと。
あれですよね。刀剣乱舞にハマりすぎて刀自体に詳しくなったり、歴史にめっちゃ強くなる人。あんな感じの人になりたい。
多動力とは
なんやかんや3つの要約をもとに自分の思ったことをダラダラ書きなぐってしまいました。
改めて多動力とは何かを考えると、言葉の通り「多くのことを動かす、動ける力」だと僕はこの本を読んで思いました。
そう聞くとサラリーマンの人は
「正直忙しくてそんな色んなことできるような時間とかないし、そんな力持ってないんですけど」
とか真っ先に思っちゃうんではないでしょうか。
自分もぶっちゃけ思います。
でも、ふと考えるとこの「多動力」って日常生活、特に趣味とかやってる人は普通に持ち合わせてる力だなと感じたんですよね。
例えば
好きなスマホゲームをしながら、テレビを見たり漫画を見る。
複数の事を同時に動かしてるけどそれぞれ何となく把握できますよね。
つまり、多動力って好きなこと、楽しいことをやってるときにしか使えない能力なんです。
堀江さんのこの『多動力』という本は【仕事】という楽しくない事象を色んな事を語って楽しく感じさせてくれる。そしてやってみようという気持ちにさせてくれる本だと思います。
現に僕はこの本を読んで、「書評したことないけどやってみようかな」って思っちゃいましたし。
できてるかどうかはともかくやってみる。
それで、繰り返してたら本の理解力も高まるし、上手に人に伝えられるようになれればと思います。
長文お付き合いいただきありがとうございました。
風邪がまだ治っておらず、筋トレ・計測ができてないので早くやりたい今日このごろでした。
それではアデュー!